🥇GOLDコース🥇について

【GOLDコース】とは・・・

基本の内臓の調整に加え、

脳脊髄液の流れも

しっかり調整する

大人気のコースです。

脳脊髄液とは・・・

脳と脊髄を包み込んでいる

透明な液体のことです。

ご存知の通り、

頭蓋骨の中に脳みそがありますね。


頭蓋骨の固い箱の中に、

柔らかい脳みそ

傷つかないように


お水に満たされ

浮かんでいるような

状態です。

▲脳脊髄液イメージ図

柔らかいお豆腐が

パックの中に

お水で満たされている

そのようなイメージです。


そのお水こそ、

脳脊髄液です。

✤主な役割は


1. 衝撃を吸収する(クッション効果)
 転んだり頭を打ったとき、

 脳が直接ダメージを

 受けないように守ってくれます。


2. 栄養を運び、老廃物を流す
 脳や脊髄の細胞に栄養を届けたり、

 使い終わった老廃物を

 回収して流す働きがあります。


3. 圧力の調整
 脳の中の圧力(脳圧)を

 一定に保つ働きもしています。

✤どのように作られているの?


脳の奥にある

「脈絡叢(みゃくらくそう)」という場所で、

1日に約500mlほどの脳脊髄液が作られ、

常に循環しています。


新しい液が作られ、

古いものは血液に吸収されていく…

というサイクルが続いています。


✤上手く流れないとどうなる

脳脊髄液がうまく流れなかったり、

たまりすぎたりすると、

以下のような症状が起こることがあります

【1】自律神経系の乱れ

  • 交感神経優位または副交感神経の不活性化
  • 頭蓋底や延髄周辺にCSFの滞りがあると、
    延髄・橋・視床下部などの自律神経中枢に影響
  • 主な症状:
    • 不眠、浅い眠り
    • 胃腸の不調(機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群)
    • 頻尿や排尿困難、のぼせ・冷えのアンバランス
    • 頭がぼーっとする「脳の霧(ブレインフォグ)」

【2】ホルモンバランスの乱れ(視床下部–下垂体系の影響)

  • CSFは視床下部や下垂体周辺にも直接流れ、
    ホルモン中枢の温度や圧を調整する役割も担っています。
  • 循環が鈍ると、これらの調節が微妙に崩れ、
    以下のような症状が現れることがあります:
    • 月経不順、PMSの悪化
    • 甲状腺機能の低下傾向(TSH、T3/T4が微妙に変動)
    • 慢性の疲労感(副腎系の調整失調)
    • 性欲の減退や更年期症状の早期出現

【3】脳機能の低下・認知や情緒への影響

  • 脳室系を循環するCSFがうまく流れないと、
    神経伝達物質や老廃物の代謝効率が低下します
    (特に睡眠中の排出が重要)。
  • その結果として、
    • 思考力の低下、集中力が続かない
    • 気分の落ち込み、イライラ
    • 朝のスッキリ感がない
    • 予測できない感情の波(情緒不安定)

【4】身体感覚の変化・慢性痛との関連

  • 脳と脊髄周囲の圧力バランスや浮力の変化により、
    筋膜や神経根に微細なストレスがかかる可能性があります。
  • 結果として、
    • 首や肩のこりが慢性化
    • 軽いめまい感(揺れている感じ)
    • 背中や腰の違和感
    • 呼吸の浅さ(一次呼吸の制限)

【5】慢性疲労・エネルギー低下

  • CSF循環が低下している人は、
    全身の生命リズム(一次呼吸*)が鈍くなるとされます。
  • これはとても深い感覚で、次のような表現になります:
    • 何をしても「充電されない」
    • 呼吸や心拍のリズムと体の動きが合っていない感じ
    • 立っているだけで疲れる


*一次呼吸:脳脊髄液のリズムによる呼吸。

      それに対して、二次呼吸は肺呼吸。


※代表的な病気には「水頭症(すいとうしょう)」や

「低髄液圧症候群」などがあります。

必ず医療機関を受診してください